‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 時は戦乙女レナスの物語より数百年の昔。 主神オーディーンにより、魂の選定の任を与えられていたのは戦乙女シルメリアだったが、 とある出来事の中でオーディーンの強引な命令に疑問をもち、反抗してしまう。 その行動に危険を感じたオーディーンは、シルメリアを転送させ、次なる戦乙女を召還しようとする。 しかし、戦乙女を転生される神の秘儀「王の秘法」は不完全な状態で発動してしまう。 そして、シルメリアの魂はディパン王女、アリーシャの中で覚醒する。 本来、人間に転生している間は覚醒することない戦乙女の精神。 オーディンが自身に逆らいし者の覚醒を許すはずもない。 いつの日か、シルメリアの覚醒を感知し制裁の手を下す日が来る。 シルメリアは近く訪れるであろうその日の為に、幼い頃からアリーシャに語りかけてきた。 が、シルメリアとの会話は周囲の者たちにとって奇行としか写らなかった。 結果、アリーシャは実の父であるディパン王・バルバロッサによって、 ディパンより遙か遠方の古城へと放逐され軟禁生活うぃ余儀なくされる。 そして、遂にシルメリアの覚醒はオーディーンの知る所となり、追跡のては近くに迫っていた。 出会うはずの無い二つの魂。 そこに迫る神の制裁。 一人と一柱の、数奇な運命の歯車が回り始める。 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
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